2016年4月4日

『絶対に見られない世界の秘宝99』

やっと順番が回ってきました。
図書館でずっと貸出中だったのです。



”秘宝”といっても、財宝や美術品のようなものばかりではなく、
”消えた古代都市”のような歴史ミステリー的なものあれば、
『フライドチキンのレシピ』や『グーグルの検索アルゴリズム』といった、
現代の企業秘密的なものまで、扱うモノも時代も幅広いです。

船や町など、水没したままわからなくなってしまったものが多いかな、という印象です。
日本からは『草薙剣』『阿波丸の財宝』『潜水艦イ52の金塊』の3つがエントリー。

個人的には、『消えたロノアーク植民地』『インカの黄金都市パイティティ』
『海に沈んだ都市ビネタ』『アトランティス』『カンビュセス2世の軍隊』
『バビロンの空中庭園』などなど、伝説なのか事実なのか、
忽然と消えてしまったりして謎のままというものや、
『カスカジャル・ブロックの古代文字』『死海文書「銅の巻物」』など、
まだ解明されていない古代文字の話などが、ロマンがあって面白いな、と思いました。

でもいちばん驚いたのは、『リューボフ・オルロワ号』という現代の船の話で、
2010年に所有者の債務問題が生じて差し押さえられ、
2013年に曳航されている途中でロープが切れ、なんと今も漂流しているのだそう!
まだ最近の話なのでニュースになっていたのかもしれませんが、
全然知らなかったので驚きました。
それにしても、無責任な話ですよね・・・どうなるんでしょう、この船。
いずれは幽霊船マリー・セレスト号のような扱いになるのでしょうか。
ちなみに、『マリー・セレスト号の乗務員』という項目も載っていました。

結構楽しくワクワクして読めました。
たぶんすぐ忘れてしまうんでしょうけど・・・


もう一つ狙っている本があるんです。
それはこれ・・・


かなりおもしろそうじゃないですか?
近所の図書館にあって返却されるのを待っているのですが、
返却と同時に借りられてしまうみたいで全然回ってきません。
予約するほどでもないので気長に待ってみます。